糸島は海あり山あり、それぞれの場所に、素敵なレストランやカフェがあるので、食べるることろには困ることがありません。ただ、観光地らしく、昼間営業しているところは多いのですが、夜の営業となると少し限られてきますけどね・・・
糸島の桜井地域と言えば、海に近い場所柄、海辺のカフェなどが有名ですが、海にそそり立つようにしてそびえる山の中を少し入った場所に、ギャラリーを併設したレストランがひっそりとあるのです。桜井神社からも、車で3分くらいだから、意外と穴場だと思いますよ。
山に少し入っただけなのに、とても落ち着く空間です
陶翠苑(とうすいえん)さんの自慢は、炙り鯖寿司。
炙り鯖寿司は、特製のタレに漬け込んだ鯖を、皮の部分をサッと炙って、金胡麻たっぷりのご飯と、生山葵とともに押し寿司にしたもの。
脂ののった鯖と、金胡麻のご飯、それに山葵が絶妙のバランスで、ふっくら炊いたご飯に、タレがしみた鯖と、ワサビがたまりません。
九州の人間であれば、「胡麻鯖好き」にはたまらない魅力だと思います。私も青魚大好きだから、とても美味しくいただきました。
広く大きな窓からは、桜井の山を見ることができます。
山と言っても、海からすぐに山という、日本独特の地形なので、小さな山なんですけどね。
陶翠苑さんは、若向けというよりも、どちらかというと少しご年配向けにいいかもしれませんね。座敷だし落ち着いた雰囲気だし。ただ、ギャラリーが1階にあって、レストランが2階なんです。ですので、階段の昇り降りができない方は難しいかもです。